脳波スイッチを実現するコア技術

このような入力方法を我々は「脳波スイッチ」と呼んでいるのですが、この脳波スイッチを実現するために我々は独自のコア技術の開発と、その産業応用の検討を行ってきました(関連特許を計12件取得)。詳細は省きますが、基盤的ハードウェアとなるのが高品質な脳波データを取得できるような簡便で性能の良いヘッドギアです。また、基盤的ソフトウェアとなるのが計測した脳波データをリアルタイムで解析し、複数の選択肢のなかからどれが標的かを素早く正確に予測するパターン識別手法です。これらのコア技術の開発には、高価な医療機器や専門化向けの研究ツールとしてではなく、将来的に福祉機器もしくは健康機器として個人保有できる価格帯かつ簡便さであることを視野に入れています。実際、ニューロコミュニケーターの導入に関するメディアでも何度も紹介して頂いたり、その度に多数のお問い合わせを頂いたりしています。

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